第12回 日本糖尿病教育・看護学会学術集会
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事務局:
千葉大学看護学部
成人老人看護学講座
老人看護学教育研究分野内

〒260-8672
千葉市中央区亥鼻1-8-1
FAX:043(226)2427

日本糖尿病教育・看護学会
会長挨拶
糖尿病教育・看護の実践知の集積と融合
-- 美と文化への感性を高めて

ごあいさつ

 日本には江戸時代から独自の養生法が唱えられてきました。町医者であった平野重誠が著した現代の予防医学や看護に通じる「病家須知」には、食事や睡眠、起居動作や呼吸、そして心のもち方の五つのととのえ方によって、健康にもなり病気にもなるとあります。その中には、形から心をととのえる方法も記述してあるなど、“見える”ものと“見えない”ものとの深い関係を示唆しています。

 本学術集会のメインテーマは、「糖尿病教育・看護の実践知の集積と融合−美と文化への感性を高めて」としました。日本糖尿病教育・看護学会は、設立当初より、糖尿病と共に生きる人々への支援に真摯に取り組んで参りました。ケアしケアされる関係を通して創造される実践の蓄積が12年の時を経て、“実践知”として確立されつつあります。さらに美と文化への感性を高めていくことで、他者の中に意味のあるものを見つけだし、新たな実践へとつながるのではないかと期待し、本テーマに関連した企画を特別講演並びにシンポジウムに盛り込んでおります。同時に、学術集会参加者の研究発表ならびに参加者相互の討論や交流を深めるための交流集会、ランチョン及びイブニングセミナー等を実施します。

 糖尿病及び境界型糖尿病(予備軍)の人々が1,620万人と推定される現在、厚生労働省は生活習慣病予防対策を強化し、保健指導プログラムを全国で展開していく具体策を提示しました。まさに国をあげて、生活習慣改善を目的とした健康教育を押し進めようとの機運が高まりつつあります。このような背景も踏まえ、当学会では、三次予防から一次予防へ、また施設内から地域へと、患者およびその予備軍に至るさまざまな人々に対して、生活の質向上と適切な療養支援のための教育及び看護活動を推進するために学術研究活動を展開して参りたいと思います。

 本年度も皆様方のご参加を得て、実り多き学術集会となることを願っております。


 多くの皆様のご参加を心よりお待ち申しあげます。

第12回日本糖尿病教育・看護学会学術集会
会  長  正 木 治 恵
(千葉大学看護学部)